こんにちは。
オープニングから最初の週末です。現地2017年4月9日、日曜の午後に行われたゲームでエンゼルスが大逆転劇を演じました。
地元アナハイムでマリナーズを迎えてのゲームは3連戦の3戦目。金曜、土曜とエンゼルスが5-1、5-4と連勝し、スイープかという状況の3戦目です。
エンゼルスの前に立ちふさがったのは、マリナーズの岩隈投手でした。岩隈投手はこの日もよかったです。
6回を被安打2、失点1。2回にシモンズにHRを1本浴びただけ。伸びのあるファストボールに実況も思わず、”Beautiful”とつぶやくほど。
素晴らしい投球の岩隈投手と正反対だったのがエンゼルス先発のマット・シューメイカー(Matt Shoemaker #52)。2014年に16勝を上げた投手です。
シューメイカーは初回にランナー3塁の状況でボークで1点を献上。
3回にはロビンソン・カノーに3ランHRを打たれ、3失点。
5回にはランナーを二人置いて、またしてもカノーに今度はタイムリー・ダブルを打たれて2失点。ここでマウンドを降りましたが、代わったマイク・モリンも犠牲フライを打たれ1点を追加。
5回を終了し、7-1とマリナーズのペースでゲームが進みます。シューメイカーは5回途中、被安打5、失点7、自責点6、与四球2でちょっともたもたしてしまいましたね。
マリナーズは7回にミッチ・ハニガーのHRで1点を追加。エンゼルスもその裏すぐにジェフリー・マルテのタイムリーで2点をあげるも、8回表にすぐに1点を追加され、9回表を終わった時点でエンゼルスは3-9と6点リードされて最終回の攻撃を迎えます。
完全にマリナーズ勝利と思ったゲームでした。
マリナーズの9回のマウンドはケイシー・フィエン。昨シーズン39試合登板の実績のある投手ですが、先頭のアルベルト・プホルズにソロHRを献上してまず1点(4-9)。
その後、クリフ・ペニントン(名手!)に四球、C.J.コロンにシングル、ベン・リベア(外野の名手)に四球を出したところで交代。フィエンの調子が悪すぎたのが誤算でしたね。
慌ててクローザーのエドウィン・ディアス(WBCでもプエルトリコのクローザーとして活躍)にスイッチしましたが、これが予期せぬ登板だったのか、ディアスも流れを止められませんでした。
ダニー・エスピノーザのセカンド・ゴロの間に3塁ランナーのペニントンが還り、5-9。
これで落ち着いたのか、つづくバッターを三振に仕留めます。これで2アウトとなり、完全にマリナーズ勝利だと思ったのですが、すぐにユネル・エスコバーに2点タイムリーダブルを打たれ、7-9の2点差に。
あとアウト1つですが、ここまでくればもう攻撃側が押せ押せです。
ディアスは雰囲気に飲み込まれてしまったのか、カルフーンとトラウトを四球で歩かせます。そして、再びアルベルト・プホルズ。
ディアスのボールも走っていたのですが、プホルズにうまく1、2塁間を抜かれ、これが2点タイムリーヒットとなり、ついに9-9の同点に追いつかれます。
最後はクリフ・ベニントンにクリーン・ヒットを打たれ、10-9でエンゼルスがマリナーズにサヨナラ勝ち。
マリナーズ、さすがにこれは詰めが甘かったと言わざるを得ないですね。岩隈投手の好投がもったいなかったです。
文字でつらつらとすみません。エンゼルスの9回の7得点のVTRです。
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(2017年4月9日)
ゲームリキャップはこちら。
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エンゼルス、この勝利で波に乗ってもらいたいですね。トラウトとプホルズがいて、ALウェストの優勝争いに食い込んでこないのはおかしいです。
もっとも、投手が課題ではあるのですが、今季はアナハイムのファンをシーズン最後まで楽しませてもらいたいですね。
(関連リンク)
MLBプレーヤー紹介 » ベースボールトレーニングお役立ち情報 | 2016.01.03
お読みいただき、ありがとうございましたm(_ _*)m
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