こんにちは。
まだまだオープニング・ウィークですが、現地2017年4月8日はローテーション1番目の投手が何人か登板しています。中4日から5日でちょうど一回りという感じですかね。
ドジャースはクアーズ・フィールドにてロッキーズと対戦中です。この日の先発はオープニングを飾ったクレイトン・カーショウ。絶対的なエースですが、そのカーショウにロッキーズ打線が打ち勝ちました。
ロッキーズは初回、3番に入っているノーラン・アレナドが先制のHRを放ち、1点。その後はカーショウに抑えられていましたが、6回裏、ヒットで出塁したノーラン・アレナドを1塁に置いて、マーク・レイノルズがスライダーを叩いて2ランHRで3点目。
(2017年4月8日)
さらに、つづくジェラルド・パーラがセンターへバック・トゥ・バックHR(2者連続HR)を放ち4点目。カーショウから3HRを放つ、なかなかの強者ぶりで、ドジャースに4-2で競り勝ちました。
もっとも、この勝利にはロッキーズ投手陣のゲームメイクが大いに貢献しているのですが、先発のジョン・グレイ(この人も開幕投手)が5回1/3を投げて、1失点に抑える好投。
2番手のLHP、マイク・ダン(Mike Dunn #38) が6回の残り2アウトを打者2人で抑えたところがよかったですね。
3番手のRHP、アダム・オッタビーノ(Adam Ottavino #0)と4番手の豪腕左腕のジェイク・マギー(Jake McGee #51)がそれぞれ1回を無失点で抑え、最後はトミー・ジョン手術上がりで、今季からロッキーズで投げることになったグレッグ・ホランドが打者3人で斬って取り、ドジャース打線を封じました。
マギーがいることも大きいですが、ホランドが復帰後4試合ですでに4セーブを上げているのも大きいですね。結構ハードに使われているので、なんとか無事にシーズンを乗り切ってもらいたいです。
ひょっとして、カーショウはクアーズでの相性が悪いのかと思ったのですが、キャリア通算8勝3敗で、それほど悪いというものではなかったです。
カーショウはホームでの登板がロードよりも少し多いのですが(ホーム138試合、ロード128試合)、勝率はホームでの登板の方が高いです。ホームが72勝29敗で勝率.713、ロードは55勝31敗、勝率.640。
クアーズ(17試合登板)での被本塁打は13本。これはSFGのAT&Tパーク(18試合)の6本の倍以上です。 もっともクアーズはバッター・フレンドリーとも言われていますし、AT&Tはピッチャー・フレンドリーと言われている通りの数字ですね。
大した発見がなくてすみません。
■J・ガスリーが1回もたず10失点
PHI VS WSHのスコアを見ると、フィリーズが17-3でナショナルズを下していて、一体何があったんだと思い、BOXを見ると、フィリーズが初回になんと12点を奪っていました。(スコア)
炎上したのはナショナルズ先発のジェレミー・ガスリー。ガスリーはダブル→シングル→四球→犠牲フライ→シングル→シングル→四球→犠牲フライ→四球→四球→トリプル→シングルと気の毒なくらいに打たれてしまいました。
代わったエニー・ロメロも流れを引きずって、ダブル→ダブル→シングルで計12点を奪われたということでした。
ガスリーは母方の祖先が日本人という投手で、しかもロイヤルズが弱くてどうしようもなかった時に一人奮起して投げていた投手だけに頑張って欲しいと思っています。
38才という年齢ですが、再調整してまた結果を出して欲しいです。
3月25日のインタビューです。この時のいい顔をふたたび見せて欲しいです。厳しいですね。
お読みいただき、ありがとうございましたm(_ _*)m
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こんにちは。
現地2017年4月7日のゲームですが、二人のプロスペクトがメジャー・デビューし、しかも勝利投手になりました!
まずはロッキーズVSドジャースのクアーズ・フィールドのオープニングで登板となったカイル・フリーランド(Kyle Freeland #31)。
彼は間もなく24才になるレフティー。2014年アマチュア・ドラフトでロッキーズから1巡目指名を受けプロ入り。デビュー戦がいきなりのドジャース相手でさぞ驚いたでしょう。
しかし、このルーキーは凄かったです。ドジャース打線を相手に6回を被安打4、失点1に抑える快投を演じました。マックス95.5マイルの4シームを武器に、2シーム、シンカー、チェンジアップ、カットボールと動くボールで翻弄しましたね。
【動画】Freeland K’s six in MLB debut
足の上げ方は ちょっとクレイトン・カーショウのようですが、腕の出どころが低く、キレのいいボールが来るのでかなり打ちにくそうですね。
結構勝つかもしれません。大事に使って欲しいですね。
ゲームリキャップはこちら。ロッキーズが僅差で勝利しました。
↓
そしてもう一人が、レッズのアミール・ギャレット(Amir Garrett #50)。カージナルス戦に先発しました。こちらも初登板にしてはハードルの高いチーム相手の登板でした。
アミール・ギャレットは92-3マイルの4シームとチェンジアップ、スライダーの3つでカージナルス打線を翻弄。6回を被安打2、失点0、奪三振4という素晴らしい内容。196センチの長身からキレのいいボールが投じられていました。
アミール・ギャレットは間もなく25才になる左腕。2011年のアマチュア・ドラフトでレッズから22巡目で指名を受けプロ入り。高校卒の投手ですので、育成に時間をかけた感じですね。
【動画】 Garrett on a win in his debut
マイク・リークを相手にこの結果はすごいですね。インタビューを聞くと、バックが助けてくれたという謙虚なコメントも。この登板が自信になればいいですね。
(関連リンク)
■ザック・ウィーラーとシャーザーも初登板
その他、この日の特筆としてはトミー・ジョン手術上がりのメッツのザック・ウィーラーが2014年以来久しぶりにメジャーのマウンドに上がりました。
マーリンズ相手の登板でしたが、ザック・ウィーラーは4回を被安打6、失点5、チームも2-7で敗れ、白星発進とはなりませんでした。相変わらずのきれいなフォームは健在です。
また、指の疲労骨折が判明し、WBCを回避したナショナルズのマックス・シャーザーが今季初登板。
シャーザーは7回途中、被安打4、失点2、奪三振7はという内容で見事にゲームメイク。リリーフ陣もがんばりを見せ、今季初勝利を上げました。
本日のスーパー・プレーはこちら。
アストロズVSロイヤルズ戦でCFのロレンゾ・ケインがアストロズのジョージ・スプリンガーのHR性の打球を見事にリーピング・キャッチ。
アストロズの反撃の芽を詰んだ素晴らしいプレーでした。
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