こんにちは(^^)
現地2012年10月14日、いよいよNLCSも始まりました。場所はジャイアンツホームのAT&Tパークです。
■カージナルスがビッグイニング
ジャイアンツの先発は、バンガーナー。 レギュラーシーズン前半戦、リンスカムが不調の中、穴を埋めたのはこの人です。
一方のカージナルスの先発は、ランス・リン。 同じくレギュラーシーズン前半戦を引っ張った投手です。 「リンサニティ」という造語の造語まで飛び出したくらい活躍しました。 (リンサニティの意味は後述)
ただ、両先発、早々と捕まってしまいます。バンガーナーは4回を持たず、8安打5失点、2HR。
リンも4回を持たず、5安打4失点。
▼2回表、先制点となった10月男、フリースの2ランホームラン。
▲【動画】フリースのホームラン(2012年10月14日)
4回表、カージナルスはデスカルソと、コズマの2連続2ベースとジョン・ジェイのタイムリーで2点を追加、さらに仕上げは、ベルトランの2ランホームランでこの回計4点を追加し、6-4でジャイアンツをリードします。
▲【動画】ベルトランの2ランホームラン(2012年10月15日)
■ジャイアンツもラリー
6-0と大きくリードを許したジャイアンツでしたが、4回裏、即座に反撃に出ます。
>>【動画】ジャイアンツの4回裏の4点(2012年10月15日)
先頭のスクータロがレフト前シングルで出塁。2アウト後ハンター・ペンスがシングルを放ち1-3塁に。ベルトのシングルでまず1点、ブランコの三塁打で2点、クロフォードの2塁打で1点、この回計4点を返し、粘りを見せます!
■リンスカム投入!!
ジャイアンツベンチは、諦めるな!と言わんばかりにリンスカムを投入。NLCS前には、リンスカムは先発に使うと公言していたのですが、初戦の2点ビハインドの場面で贅沢な投入です。
リンスカムは2イニングを四球1つのみ、無安打無失点という素晴らしい投球を披露します。
▲【動画】リンスカムの素晴らしい投球 (2012年10月14日)
しかし、カージナルスも6回から1イニングずつ、素晴らしい救援陣がマウンドに上がり、6回以降はジャイアンツ打線を1安打しか許しませんでした。
カージナルスは抑えは本当にスゴイです。わかりやすく書かせてもらうと、強い時の阪神のようで、前半戦にリードしないと6回以降は鉄壁のリリーフ陣に力でねじ伏せられます。
特に中継ぎのローゼンタール(Rosenthal)が完璧です!!カージナルス、WS、2連覇しちゃう!??
▼ゲームハイライトです。
>>【動画】Recap: STL 6, SF 4 NLCS Gm1(2012年10月14日)
「リンサニティ」とは、”Lynnsanity”と書きます。これは、NBAと関係のある言葉で、”Linsanity”という造語を
さらにもじった造語です。
NBAの2011-2012シーズン、ハーバード出身で台湾系のジェレミー・リン選手(ニックス)が大活躍しました。 その活躍の熱狂ぶりから”Lin”と”insanity”「狂気・熱狂」を合わせて作られた造語が”Linsanity”です。
ナイキから”Linsanity”Tシャツまで出る熱狂ぶり。レブロン・ジェームスまでそのTシャツを着ていたんですから(^^)
そして、シーズン最初、ぶっ飛ばして活躍したランス・リンの”Lynn”と”Linsanity”とをかけて作られた造語が”Lynnsanity”。
残念ながら、言葉として全然流行りませんでした(^_^;) MLBのフェイスブック上で「うまい!!」というようなコメントはかなりあったんですけどね。 一時期だけでした(^_^;)
お読みいただき、ありがとうございましたm(_ _*)m
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こんにちは(^^)
ALCS Game 2 が現地2012年10月14日、ヤンキー・スタジアムで行われました。 ヤンキースは黒田投手、タイガースはアニバル・サンチェスが先発。両投手とも素晴らしい投球を披露し、終盤までもつれる投手戦となりました。
■黒田投手、11奪三振の好投!
ヤンキースはエース、CC・サバシアをはじめ、本当に先発投手がいい仕事をしています。
このゲームの黒田投手も本当に素晴らしかった!!8回2アウトまで投げて、タイガース打線をたったの5安打に抑え、奪三振がなんと11です!!四死球もありません! スタジアムの観客も黒田投手の好投を讃えていました。 黒田投手は5回までパーフェクト投球でした。
▼黒田投手の11奪三振の動画です。
>>【動画】Kuroda's 11 strikeouts(ALCS Game2)2012年10月14日
失点3はのちほど。
■アニバル・サンチェスがスコアレス投球
このゲーム、黒田投手を上回る数字を出したのは、タイガースの先発、アニバル・サンチェス。 シーズン後半からいい投球が続いています。技巧派ですが、この日は真っ直ぐも走っていました。最速が95マイル(152.8キロ)、カーブ、スライダー、チェンジアップ、シンカーも切れていました。
なかでも抜いたボール、チェンジアップやシンカーが非常に有効でした。アニバル・サンチェスは、7回を被安打3、無失点、7奪三振、与四死球3。
▲【動画】Anibal's scoreless outing (2012年10月14日)
非常に緊迫した投手戦が続いていましたが、均衡を破ったのは、タイガースでした。 7回表、先頭のベリーがエンタイトルツーベースで出塁、ミゲル・カブレラもシングルで続きます。プリンス・フィルダーが三振のあと、1アウト1-3塁で、ヤングがゲッツーにおあつらえ向きのショートゴロを放ちます。
しかし、ジーター不在の影響でないのでしょうが、ニクスの送球をカノーが一塁へ投げられず、ゲッツー成立ならず。この間に先取点が入りました。
▼タイガースの先取点のシーンです。
>>【動画】Young's RBI fielder's choice(2012年10月14日)
■実は誤審がありました。
▲【動画】誤審のシーン (2012年10月14日)
状況は8回表、1-0でタイガースが1点リード。黒田投手が攻撃に弾みをもたらそうとしているかのように、ペラルタとアビーラを2者連続奪三振で2アウトランナー無し。
そこからインファンテがセンター前ヒットで出塁。 2アウトランナー1塁で、オースティン・ジャクソンの当たりはライト前ヒット。
で、上の問題のシーンがおこりました。
インファンテのスタートが悪かったです。躊躇せず3塁に行って欲しかった!だから間に合わないと判断して、ハーフウェイから戻ったところをカノーがタッチ。「アウト」でしたね。
この誤審でチェンジのところがランナーが生きたために、次打者のガルシアのタイムリーヒットを生みました。
ガルシアのタイムリーが出て怒りの収まらなかったジラルディ監督は、「お前のせいじゃないか!」と言わんばかりに抗議。暴言を吐いたということで退場処分となってしまいました。ジラルディ監督は48回目の誕生日だったというのに。
>>【動画】ジラルディ監督の退場シーン(2012年10月14日)
さらに、ミギーにもタイムリーが出て、3-0とリードが広がり、ヤンキースとしてはちょっと納得のいかない失点となりました。
試合後、二塁塁審は誤審を認めたようです。ビデオ判定という英断もあってよかったとおもいますが、、、。
しかし、失敗を認めたのは、勇気がありますよね。Jeff Nelson(ジェフ・ネルソン)審判、今後きっといいジャッジをしてくれると思います。
■タイガースは抑えにフィル・コークを起用
シーズン中から欠点でもあったタイガースの抑え問題。ここにきて、かなり表面化されてしまいました。
このゲームはフィル・コーク(Coke)が8回から2イニングを投げ、ゲームを締めました。 バルバーディは登板なしです。
シーズン中も66試合、54イニングに登板した実績のある投手です。
第3戦以降もコークで締めるプランなのか、注目です。
ALCSは日本時間2012年10月16日は移動日のため、ゲームはありません。2012年10月17日、コメリカ・パークに舞台を移して、いよいよバーランダーが登板します!!
■今日のイチロー選手
ジーター選手のケガで1番に入ったイチロー選手。このゲームの結果です。
【1番イチロー選手の成績】
- 1回裏、チェンジアップをショートゴロ
- 3回裏、初球のチェンジアップをセイフティー→アウト。
- 6回裏、4球目のチェンジアップを投手ゴロ。→エラーで出塁
- 8回裏、投手はコーク。4球目のファストボールをセンターフライ
▼ゲームハイライトです。
>>【動画】Recap: DET 3, NYY 0 ALCS Gm2 (2012年10月14日)
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