こんばんは(^.^)
現地時間2012年4月29日、アーリントンにて、レンジャーズ VS レイズ3回戦が行われました。
■1勝1敗で迎えた3戦目
27日の初戦はレンジャーズのハリソンが立ち上がりに4点を献上。レンジャーズも追い上げるもそれが響き、4-8で敗れました。
レイズはシールズが先発。4失点しましたが、見事勝利投手に。
今季4勝0敗と絶好調です。
>>>初戦のリキャップ
2戦目は、レンジャーズの先発ルイスが好投。打線も8安打7得点し、7-2でレンジャーズが快勝しました。
>>>2戦目のリキャップ
迎えた3戦目。
レイズの先発は、今やCCサバシアか、プライスかと言われるほどの快速球投手、デビッド・プライス。とにかく速い!!
レンジャーズ打線は今シーズン初めてと言っていいほど、完全に封じ込められました。 レンジャーズは2-5で敗戦。
■ハミルトンが腰を傷めた!?
この日、プライスから打点を叩き出したハミルトン。タイムリー後にランナーに出た後、腰を傷めたようです。その後の守備でも脂汗を流しているように見えます。大丈夫でしょうか??大事をとったのでしょうが、この日は1打席で退きました。
ちょっと心配ですね。
>>>デビッド・プライスの快投が光った3戦目のゲームリキャップ
どう考えても日本の報道陣の仕業でしょ(^.^)
▲ゲーム前(29日のレイズ戦)で60才の誕生日を祝ってもらうワシントン監督。
日本のスポーツニュースでよく見る光景をテキサスでやるとは(^.^)
仰木監督を思い出したわ。
こんばんは(^.^)
昨日のブライス・ハーパー(Harper)のデビュー戦、よかったですよね。
バッティングだけでなく、レーザービームも披露してくれましたからね!
さて、本日デビュー2戦目となりますが、
今日は7番センターのポジションで先発出場してくれました!
ジョンソン監督、使ってくれてありがとう。
守備位置は途中からレフトに変わりましたが、
本日もフル出場!
■センターでの守備
今日はセンターの守備でビッグプレーがありました。
4回ドジャース・ウリベの大飛球をフェンス際でキャッチするハーパー
追い方はまだぎこちないですが、集中力が高そうですから、
すぐに慣れるでしょう。何より送球がいいですからね。
■バッティング
第1打席:3回表 (先頭打者)⇒サードゴロ
(投手:Capuano)
第2打席:5回表 (ノーアウト・ランナー1塁)⇒空振り三振
(投手:Capuano)
第3打席:7回表 (2アウト・ランナーなし)⇒ライト前シングル
(投手:Capuano)
第4打席:9回表 (2アウトランナー1塁)
ハーパーの打席で1塁ランナーラローシュが2塁へ ⇒ 四球
(投手:Kenley Jansen)
この日は1本シングルを、そして四球も含めて2度の出塁です。
打率は.333 です。
■ゲームリキャップ
ゲームの方はドジャースがナショナルズに2-0で勝利。
3タテしました!!
ドジャース、強い!!
>>>【動画】リキャップ

こんにちは(^.^)
現地時間4月29日のゲームでは珍しいものが見られましたよ!
ホワイトソックスと言えば、
オバマさんの贔屓のチームとしても有名ですよね(^.^)。
2009年セントルイスでのオールスターで、
本来なら地元のカージナルスのジャージを着る方がスタンド受けもいいのに、
頑なにホワイトソックスのサーマベース・プレミア・ジャケット
(当時のグランドコート)で登場するちょっとKYなオバマ大統領の姿に、
「この人、ガンコなんだろうな」と思ったことがあります(^.^)
オバマさんのCWSファンは周知の事実だったので、
リップサービス的な感じで、カージナルスのジャージを着ればと思ったのですが、
大好きなホワイトソックスのジャケット姿で登場しました。
それくらい、ホワイトソックスが大好きなお方です。
そんなホワイトソックスですが、
ユニフォームの色と言えば、やっぱりこんな感じのイメージですよね?
↓↓↓
▲【動画】2006年4月15日 井口選手のincredible throw
ホームは上の動画のように白地に黒のピンストライプ。
ロード用のジャージは、グレー、オルタネイトはブラック。
とにかく白と黒のイメージが強くありませんか??
そんなブラックーホワイトなイメージのあるホワイトソックスが、
2012年シーズンは、日曜のホームゲームだけ、
この赤のピンストライプを着ることになっています。
▲2012年4月29日 キャッチボールをするフロイド(ホワイトソックス)
当時はこんな感じでした。
▲Dick Allen(ディック・アレン)1972年 .308 avg., 37 HR, 113 RBI's
左袖のパッチを拡大するとこんな感じです。
今の選手はパンツを長く履くので、見えませんが、
本来なら、ストッキングの外側に、こんなマークも
ついているんですよ!
■ゲームの方は
ホワイトソックス VS レッドソックス
ホワイトソックスの先発フロイドが、
5回まで完全試合、7回までノーヒットノーランという
あわや!!というナイスピッチング。
>>>ゲームリキャップ
ホワイトソックス、投手陣がいいですね!!
レッドソックスはベケットが負け投手に。
これで2勝3敗とベケットは波に乗れない状況が続いています。
早く「俺様」と言わんばかりのあの偉そうな!?マウンドさばきを
取り戻してもらいたいところです。
もうすぐニューエラさんの方から、この復刻の赤のキャップも発売されるはずです。
楽しみです。
こんにちは(^.^)
2012年NLCSの前哨戦!?とも言われる
ドジャース VS ナショナルズの3連戦ですが、
マット・ケンプがやりました!
(まだ結果をお知りになりたくない方は読まないでくださいね(^.^))
先発は、ナショナルズがストラスバーグ、
ドジャースは、ビリングズリー。
ストラスバーグは、本当にコントロールがいいです(^.^)
両投手、ナイスピッチングでした。
ゲームの流れですが、
ドジャース・AJエリスの レフト前ヒットで1-1の同点で迎えた9回表、
ナショナルズが、ブライス・ハーパーのレフト犠牲フライで1点勝ち越し、
▲【動画】ブライス・ハーパーの犠牲フライ
さらに、ラモスのライト前シングルで1点追加で、
ナショナルズ2点勝ち越しで9回裏に。
しかし、ドジャースは、マーク・エリスとジェームス・ロニーの連打と
ワイルドピッチでノーアウト1・3塁にした後、
ウリーベのエンタイトル2ベースでマーク・エリスが生還(2-3に)。
打者ゴードンの時、投手ヘンリー・ロドリゲスのワイルド・ピッチで
3-3の同点に追いつきました。
迎えた10回裏、先頭打者マット・ケンプが
右中間バックスクリーン寄りに、サヨナラホームランで
ドジャースが4-3で逆転勝ちしました。
これでドジャースVSナショナルズ注目の3連戦は
ドジャースが2勝0敗としました。
3連戦の最後は、
現地時間4月29日 PM1:10@ドジャースタジアム
プレーボール。
先発は、ドジャースがカプアーノ(C. Capuano)、
ナショナルズがゴンザレス(G. Gonzalez)です。
日本時間 4月30日 AM5時 プレーボールです。
■編集後記■
MLBイングリッシュとして記事に書かせていただいた
単語が何個か出てくるゲームでした(^.^)
よろしければ、リンクで記事を見ていただければ嬉しいです(^.^)
*Kemp's walk-off homer
*Bryce Harper double to center for his first Major League hit
*Uribe's RBI ground-rule double
*Harper's go-ahead RBI in ninth
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ストラスバーグが着ているものと同じ!
オーセンティック・ジャージ。日本で買えます。
MLBファンの皆様、
全米注目のブライス・ハーパーがついにメジャー・デビューいたしました!
現地時間で4月28日(日本時間4月29日)、
対ドジャース3連戦の中日、7番レフトで先発出場。
ストッキングを上げて、
アンダーストッキングの白を見せているスタイルがまたいいですねえ。
(個人的にこのスタイルが好きなんです。)
■PLAY BY PLAY
ハーパーのデビュー戦詳報です。
(まだ知りたくない方はこれより先は読まないほうがいいかも)
第1打席: (2回表)2アウトランナーなし⇒ピッチャーゴロ
投手:ビリングズリー(Billingsley #58)
一塁へ全力疾走!!
第2打席: (5回表:1アウトランナー1塁)⇒レフトフライ
投手:ビリングズリー(Billingsley #58)
第3打席: (7回表:2アウトランナーなし)⇒センターオーバー2塁打
投手:ビリングズリー(Billingsley #58)
★メジャー初ヒット
第4打席: (9回表:1アウトランナー1&3塁)⇒レフト犠牲フライ
投手:ハビー・ゲラ(Javy Guerra#54)
★メジャー初打点
7回裏の守備では、見事なレーザービームを披露。
タイミングはアウトでしたが、捕手ラモスがボールを落とし、
惜しくも捕殺とはなりませんでした。
(いいプレーでした!!)
>>>【動画】ブライス・ハーパーのデビュー戦全打席&レーザービーム
19才らしいハツラツとしたPLAYがとても好感が持てます!
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トレカ好きの方、今後プレミア必至のハーパーのルーキーカードです
↓↓↓
こんばんは(^.^)
ついに彼が戻ってきます。
FACE BOOK上でもメジャー復帰が話題になっていた
ブライス・ハーパー は、今年のTOP PROSPECT(若手有望株)の
ナンバー2に挙げられている話題の選手です。19才!
▲MLB公式ページ(Facebook)上で ”He will back”
写真にキャプションがついていなかったので、
「誰?」みたいなコメントもありましたが(^.^)、
「ナショナルズ・ファンじゃないけど、彼を早く見たい!」というコメントが多数。
そんなブライス・ハーパーが、
現地時間2012年4月28日のドジャースとのゲームで
メジャー・デビューを果たします。
現地時間で、2012年4月28日6:10PM開始なので、
日本時間では 4月29日 10:10 AM 開始です。
(ブライス・ハーパー関連記事)
>>>【MLB】ブライス・ハーパーに注目です(2012.03.15 Thu)
>>>【マイナー】ブライス・ハーパーが3Aに (2012.03.19 Mon)
■ブライス・ハーパーがメジャーに呼ばれた理由
2012年のスプリング・トレーニングでは、
28打席、打率.286 、ホームラン0、四球2、11三振で、
変化球へうまく対応できなかったハーパー。
センターの守備への対応も3Aに落とされた要因でした。
しかし、チームの中心選手であるジマーマンが右肩の炎症で
15日間のDL(Disable List)に登録されてしまったことが最大の要因ですが、
3Aのシラキュース・チーフスで直近の3試合を見た
GMのマイク・リッツォが、スイングがよくなっていることと、
レフトの守備を無難にこなすハーパーを見て、メジャーに呼ぶことを
決めたようです。
■ブライス・ハーパーの3Aでの成績
3Aシラキュース・チーフスでの成績は、
20ゲーム、72打数、8得点、18安打、2塁打:4本、
3塁打:1本、 HR:1本、 四球:9、
盗塁:1、 三振:14、 打率:.250、
OBP(出塁率):.333、 SLG(長打率):.375、
OPS:.708
数字だけを見ると、特別すごくはないのですが、
内容がよかったのだと思います。
この辺は現場のプロが見るところなので、
目利きを信じましょう。 3Aはかなりレベルが高いので、
仮想メジャーとしての経験を積めたと判断したのだと思います。
【動画】ハーパーのメジャー昇格(GMの音声+ハーパーの動画)
■ジョンソン監督がレフト起用を宣言。
"We can use the left-handed bat in Harper," manager Davey Johnson said.
"I'm going to put him in left field and let him play.
So he was a natural pick. He has been swinging the bat well."
■見どころ(1) 実は 「仮想NLCS??」
現地時間2012年4月27日から始まった
ドジャース VS ナショナルズ の3連戦。
『ドジャースのマット・ケンプの成績がスゴイことになっている件』にも
書かせていただいた通り、ドジャースとナショナルズは、
ナ・リーグ西地区、東地区のそれぞれ首位を独走中。
まず初戦の4月27日のゲームは、
ドジャースは、2011年サイ・ヤング賞のカーショウ、
ナショナルズは、Ross Detwilerが登板。
白熱した一戦になりました。
好調の両チームの激突で、
アメリカも盛り上がっています。
■見どころ(2) ストラスバーグが先発
ハーパーのデビュー戦では、
ナショナルズは、スタラスバーグ(Strasburg)が先発。
肘の手術から復帰したばかりで、まだ無理はできませんが、
2勝0敗と好調です。
ブライス・ハーパーとストラスバーグという
今後のMLBを背負って立つ二人を同時に見られます。
ドジャースの先発は、ビリングズリー(Billingsley)、
今季2勝1敗。
楽しみですね(^.^)
ハーパーのデビュー戦は、
日本時間 4月29日 午前10時開始です。
ブライス・ハーパーの限定トレカ
↓↓↓
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ビンについた水滴が冷たさを物語る。
暑い時には、海外ビールが最高!

こんにちは(^.^)
ゴールデンウィークですね。
最近、いろいろと事故なども多いですから、
外出される方はどうぞ安全にお過ごしください。
今日はロサンゼルスの時差計算について書いてみます。
辞書的な役割を果たしたいというのもこのブログの目的の一つですから、
先に結論を書いておきますね(^.^)
■ロサンゼルスと日本の時差計算
MLBシーズン中のロス(PDT)⇒日本の時差計算は、
昼夜逆転 +8時間
ロサンゼルスは本来は、PST(UTC-8時間)を採用していますが、
MLBのシーズンは、夏時間のPDTを見ればよく、
PDTは、UTC-7時間で、PSTより1時間進みます。
日本はJSTでUTC+9時間ですから、
夏時間(PDT)の間のロサンゼルスと
日本との時差は16時間。
例えば日本が4月28日 夜の0:00だとすれば、
ロサンゼルスは、4月27日 朝の8:00になります。
シンプルに覚えるとすれば、
上の昼夜逆転+8時間と覚えれば、ラクなのではないでしょうか。
以下、解説しますと、、、
■ロサンゼルスのタイムゾーン
地図上で、ロサンゼルスが-8のモスグリーンのところにあるのが
ご確認いただけると思います。
このゾーンが、Pacific Standard Time: 略称PSTと呼ばれるゾーンです。
日本語では、「太平洋標準時」あるいは「西海岸標準時」とも
言われます。
協定世界時(UTC: Universal Time, Coordinated)より
8時間遅れた設定です。
”UTC-8”という表示です。
■ロスの夏時間
アメリカはご存じのように、サマータイムがありますから、
3月の第2日曜日午前2時から
11月の第1日曜日午前2時まで
は PDTで計算します。
この日付は2007年以降、こうなりました。
■MLBのロスでのゲーム時間を見るにはPDTをcheck
PDTとは、
Pacific Daylight Time の略称です。
日本語では、「太平洋夏時間」といいます。
時差は、UTC-7となります。
メジャーリーグのシーズンだけにフォーカスすると、
夏時間のPDTだけを見ればいいことになります。
MLBの2012シーズンはドジャースに注目が集まっていますから、
西海岸の時差についても知っていると、MLB中継にも役立ちますしね(^.^)
これからNBAのレイカーズのプレーオフもありますから。
今年はクリッパーズもやりましたね!
■ロスで感じたこと
ロサンゼルスと言えば、ニューヨークに次いで全米第2位の都市で、
人口は約370万人いると言われています。
私は何回も買付でロスに行ったのですが、平日の昼間から
ショッピング・モールは人が多いです。
実感として本当に人口は370万か??という疑問が。
流動的な人たちを加えるとという仮定ですが、
私のようなビジネス・観光客を含め、一時的なビザで短期で
入国している人などを考えると、実質は東京の1,300万人以上に
匹敵するのでは?と思ってしまいます。
そんな世界的な大都市のロサンゼルスですから、
スポーツ文化も盛んです。
- MLB:ドジャース、エンゼルス
- NBA:レイカーズ、クリッパーズ
- NHL:アナハイム・ダックス
NFLのチームは2012現在はありませんが、
かつては、ラムズやレイダースも。
ロスにはハリウッドもありますし、アナハイム(ロス市内からすぐ)には
ディズニーランドもありますし、ニューヨークのSOHO的な最先端を行く小売もあります。
楽しいところがいっぱいです。
ロスは気候はカラッとしていて過ごしやすいのですが、
「一日のうちに四季がある」と言われるくらいなので、
ロスに行かれる方は、
夏に行くとしても、半袖1枚だけはやめてくださいね。
夏でも朝と夜は冷えてきます。
5月から9月の夏の時期でも、
昼間はもちろんTシャツ1枚でOKですが、
夜はパーカーや薄手のセーターが必要です。
夜は本当に寒いですから、昼間と夜の気温差にお気を付けを。
海外の時差を知るには、やはりこれが便利。ワールドタイム機能付き、カシオの海外限定WATCHは
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こんにちは(^-^)
今日はいいお天気ですね。
プロ野球にでも行きたい気分です(^-^)
■MLBは開幕から約3週間が経過
日本時間4月27日現在で
全チームが約20ゲームを消化しました。
アメリカン・リーグではダルビッシュ投手のいるレンジャーズが
15勝4敗と地区トップはもちろん、リーグでもトップの成績で
突っ走っています。
一方のナショナル・リーグは、
東地区のナショナルズが14勝5敗と大健闘。
ストラスバーグの復帰が大きいです。
私の応援するフィリーズは、9勝10敗とちょっともたついております。
中地区ではカージナルスが12勝7敗と安定した力をキープ。
そして、西地区では直近の2試合で連敗したものの、
ドジャースが快調に首位を独走。13勝6敗です。
■好調ドジャースをけん引するマット・ケンプ
つい2日ほど前までは、レンジャーズを上回る好成績だったドジャース。
好調のけん引役はやはり、マットケンプ(Matt Kemp #27)。
現地時間4月26日現在の成績は、
AVG(打率).449 【両リーグ通じて1位】
R (得点) 19 【両リーグ通じて2位、ナリーグ1位】
RBI(打点) 23 【両リーグ通じて1位】
HR(本塁打)10 【両リーグ通じて1位】
H (安打) 34 【両リーグ2通じて位、ナリーグ1位】
OBP(出塁率).513 【両リーグ通じて1位】
SLG(長打率).942 【両リーグ通じて1位】
OPS 1.455 【両リーグ通じて1位】
↑
打撃部門リーグ8冠!!両リーグ通じても6冠!!!
なんたるすごさ
【動画】 マット・ケンプ :Top Breakout Performers: No. 4
▲2011年ブレークした選手 第4位 (オフシーズンの企画)
しかも、
ドジャースは、ケンプと合わせて、
イーシア(Andre Ethier #16)も好調。
RBIは両リーグ通じてケンプに次いで2位。
【動画】イーシア 2011年7月31日
さらに、
エリス(A.J. Ellis #17)
も好調!OBPでリーグ6位です。
【動画】A・J・エリス 2011年9月3日
投手陣は、
2011年サイ・ヤング賞のカーショウ(Clayton Kershaw #22)が
いますしね。
【動画】カーショウ VS リンスカムの投げ合い (2011年9月10日)
NBAが大好きなマット・ケンプ。
テンションが上がったのかもしれませんね(^-^)
マット・ケンプのボブル・ヘッド人形、2012年バージョンが早くも入荷しています。
こんにちは(^-^)
MLBのバッターの成績を見る際に、よく出てくる指標、
OPSについてご説明させていただきます。
■OPSとは??
OPS = On-base plus slugging
On-Baseとは、ベースの上にいる、つまり「出塁」ということで、
Slugging とは 「長打」という意味です。
■OPSの計算式
計算式自体は、出塁率と、長打率を足した簡単なものです。
OPS = OBP + SLG
当然のことながら、先にOBPとSLGを出していないと
計算できない数字です。
■OPSで何がわかるの?
OPSは、「出塁(OBP)」と「長打(SLG)」に関する指標!ということなのですが、
では、このOPSで何がわかるか?というと、
打率や打点という従来の打者の指標よりも、
さらに得点との相関関係がわかる数字だということなのです。
もっと平たく言えば、
OPSの高い選手ほど、得点につながりやすい働きをしている
ということなのです。
■OPSの目安の数字は??
(WIKIによりますと、)
『メジャーリーグでは一般にOPSが
.800を超えれば一流、
.900を超えるとオールスター級の優秀な打者、
1.000を超えると球界を代表する強打者とされている。
2009のMLBでは、
全選手の打撃成績を合計した際のOPSは
.751であった。
リーグ別では、
DH制有りのア・リーグが.763、
DH制無しのナ・リーグが.739である。』
■OPSランキング
2012シーズンOPS
(現地時間:2012年4月26日現在)
ア・リーグ、ナ・リーグを合わせた2012 OPSトップ5
1. Kemp, M (ケンプ) : LAD ⇒ 1.455
2. Hamilton, J (ハミルトン): TEX ⇒ 1.170
3. Hart, C ( ハート): MIL ⇒ 1.154
4. Ortiz, D (オルティズ): BOS ⇒ 1.141
6. Willingham, J (ウィリンガム): MIN ⇒ 1.114
春先なので、上位は1.000を超えています(^.^)
例えば、
その他、有名な打者は通算でどうかといいますと、、、
【MLB通算OPS】 現地:2012年4月26日現在
マニー・ラミレス ⇒ .996 (OBP. 411 + SLG .585)
A・ロッド ⇒ .951 (OBP. 386 + SLG .566)
P・フィルダー ⇒ .927 ( OBP. 389 + SLG .538)
ジーター ⇒ .834 ( OBP. 383 + SLG .450)
松井秀喜選手 ⇒ .830 (OBP .363 + SLG .467)
イチロー選手 ⇒ .791 (OBP .369 + SLG .421)
【引退した名選手の通算OPS】
J・ディマジオ(ホームラン:361) ⇒ .977 (OBP .398 + SLG .579)
ハンク・アーロン(ホームラン:755) ⇒ .928 (OBP .374 + SLG .555)
P・ローズ (4256安打) ⇒ .784 (OBP .375 + SLG .409)
W・ボッグス(3010安打) ⇒ .858 (OBP .415 + SLG .443)
まず日本人メジャーリーガーの通算のOPSを見ると、
松井選手のOPSは.830 。 かなりいい数字ですよね。
内訳を見ると、SLGではジーターを上回っているのですが、
スタイル上OBP(出塁率)はジーターより低いので、結果OPSは.830 。
8割を超えているので、一流という目安ができます。
ところが、イチロー選手のOPSを見ると、一流選手の目安である8割に届かず、
.791 しかありません。
なぜでしょうか?
それは、安打が多くてOBP(出塁率)が高くても、単打(シングル)が多いので、
OPSのもう一つの構成要素であるSLG(長打率)が伸びないのです。
同じような安打名人のピート・ローズはどうかというと、.784 で、
8割に届いていません。
やはりSLGが響いているのです。
長打力のある選手のOPSと、安打数を稼ぐ選手のOPSは
実際の評価とは開きがあると言えます。
数字はやはり一つの指標に過ぎないということでもあるわけです。
マニー・ラミレスやA・ロッドのOPSを見ると、
長打力のある選手のOPSは高い傾向にあることがわかります。
ただ、
この二人は長打だけでなく、単打もうまく打てるタイプです。
打者としてバランスが取れており、
一発か三振かというようなタイプでないのがポイントです。
同じように、ウェイド・ボッグスもバランスの取れた打者です。
当然のことながら、こういうバランスの取れた選手のOPSは高くなります。
極端なホームラン・バッター、
ハンク・アーロンのOPSはどうかというと、.928 が出ています。
MLB史上ナンバーワンのホームランバッターですから、OPSは高くて
当たり前ですね(^.^)
■OPSの私的結論
ちょっととっつきにくい感のあるOPSをまとめてみました。
★OPSは打者の得点との相関関係を見る指標である。
(平たく言えば、打者が得点にどれくらい絡んでいるかを見る指標)
★OPSの目安は、8割。
.800を超えれば一流、
.900を超えるとオールスター級の優秀な打者、
1.000を超えると球界を代表する強打者
★選手の実像を完璧には反映していない。
⇒だから、一つの目安として見る視点も持った方がよさそう。
(理由)
SLG(長打率)が入っている関係で、
- 長打力のある選手のOPSは、高くなる傾向がある。
- 安打数の多い選手は、単打が多いのでOPSは上がらない。
超一流の選手でもOPSは8割を切ることがある。
以上です。
参考記事
>>【MLB用語集】メジャーリーグ MLB 略語 (打者編) ポサダ捕手の成績を見てみよう!
OPSやOBP、SLGなどMLBの略語が満載
>>> 最新MLB情報 ベースボール英和辞典