ディディ・グレゴリアス
こんにちは(^^)
2014シーズンで引退となったデレク・ジーター。攻撃力といいその守備力といい、ヤンキースはSSに大きな穴が空いてしまったことは周知の事実ですね。
ジーターは2012シーズンのポストシーズンで足首を傷め、それがもとで2013シーズンは満足にゲームに出ることができませんでしたが、その間、ヤンキースは後継を育てることができませんでした。
2014シーズンはジーターにとってのLASTシーズンとなったため、余計に他の選手を使いづらく、この時点でヤンキースにとっては、ジーターの後継を外から探すことを決めていた感もあります。
そして、その後継となるべくいい候補者が入りました。
それが今回Dバックスから移籍となったディディ・グレゴリアスです。
■ヤンキースの選択
ヤンキースは、2014シーズン、ジーターを休ませる場合は、途中から獲得した元レッドソックスのスティーブン・ドリュー、2013シーズン後半からマリナーズからヤンキースに合流した守備の名手、ブレンダン・ライアンの二人を起用しましたが、さすがにジーターの後継とまではいかなかったのも事実です。
ジーターと同等の選手で!という考えは変えないといけませんが、守備力だけならブレンダン・ライアン、バランスでドリューというところではありましたが、今ひとつ決め手に欠けていました。
そこで、選択したしたのが今回のディディ・グレゴリアスです。
■ディディ・グレゴリアス
ディディ・グレゴリアス(Didi Gregorius)はオランダのアムステルダム出身です。本人はオランダ本国の出身ですが、お父さんは例の野球選手多発地域のカリブ海のキュラー島の出です。
1990年生まれの現在24才。2007年アマチュアFAでレッズと契約し、2012年9月にメジャーデビュー。その年のオフにインディアンス、レッズ、ダイヤモンドバックス間の三角トレードでダイヤモンドバックスに移籍しました。
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2013年は103試合に出場、打率.252、OBP.332、SLG.373、HR7本、四死球37。
2014年は80試合に出場、打率.226、OBP.290、HR6、四死球22。ケガにも泣き、やや不本意なシーズンでもありました。
この選手の才能は高く買われており、やはりその守備力には定評があります。
ディディ・グレゴリウスの送球がスゴイ! 2014.08.20
打撃もHRがほぼ期待できないブレンダン・ライアンとは違い、パンチもらいます。
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【動画】Gregorius strokes three doubles
■今回は三角トレード
今回のグレゴリアスのトレードは三角トレードです。
NYY Gets | ARI Gets | DET gets |
ディディ・グレゴリアス(Didi Gregorius:ARI) | ロビー・レイ(Robbie Ray:DET) ドミンゴ・レイバ(Domingo Leyba:DET) | シェーン・グリーン(Shane Greene:NYY) |
ヤンキースはDバックスからグレゴリアスをゲットし、SSを補強。ダイヤモンドバックスはグレゴリアスを出した代わりにタイガースから左腕投手、ロビー・レイとマイナー・リーガーのSS、ドミンゴ・レイバを獲得。タイガースはその二人を放出した代わりに、ヤンキースから右腕シェーン・グリーンを獲得したという関係になります。
■タイガースが獲得したシェーン・グリーンは?
シェーン・グリーンは26才の右腕。2014シーズンにメジャーデビューしたばかりの遅咲きです。14試合に先発し、5勝4敗、ERA3.78。マックスは90マイル後半の速球を投げ、平均で90マイル半ばをキープします。ツーシーマーでもあります。
おしりから体重移動するいい投げ方をしますよ!
【動画】Player Profile: Shane Greene
このトレードはヤンキース、タイガースのバランスはなかなかいいですね。どちらかと言うと、ヤンキースの方がいい選手をゲットした印象が強いです。肝心のDバックスですが、ロビー・レイの将来性に賭けたような獲得ですね。ローテーションは任せられれそうですが、まだまだ未知数。2014シーズンは1勝4敗でした。SSのドミンゴ・レイバはドミニカ共和国出身の若手。これは将来期待できそうです。
2015シーズンだけに限って言えば、ヤンキースが一番オトクなトレードだった気がします。
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